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中華賓士開発のオフィスビル、既に半分が賃貸成約


ニュース 建設 作成日:2020年7月7日_記事番号:T00090890

中華賓士開発のオフィスビル、既に半分が賃貸成約

 ベンツ販売代理店の中華賓士汽車(キャピタル・モーターズ)は、台北市北投区関渡で開発中のオフィスビルの入居者募集を開始した。提示賃料は1坪当たり1,300~1,500台湾元(約4,750~5,480円)と北投・士林区で最高水準だ。7日付工商時報が報じた。

 地上12階・地下2階建てで、2020年末~21年初めに完成予定。1フロア当たりの面積は約1,000坪で、賃貸対象物件のうち既に半分が成約となり、残り6,000坪余り分の貸し出しを進めている。

 中華賓士汽車は傘下企業を通じ、関渡でオフィスビルを含む2棟のビルなどの開発を進めている。全体の敷地面積は5,585坪、延べ床面積は2万1,962坪。

 同オフィスビルの入居者募集を代行する不動産コンサルティング会社、クッシュマン&ウェイクフィールド(戴徳梁行)は、台北市では高級オフィスビルの供給が非常に不足しており、空室率は2%未満と指摘。収益性を考慮して、関渡など市の中心部から離れたエリアにオフィスを構えようとする企業が増えていると説明した。