ニュース 政治 作成日:2020年7月7日_記事番号:T00090898
兵器の研究開発(R&D)を行っている国家中山科学研究院(中科院)化学研究所が2018年10月に行った、「ネットワーク・アタッチト・ストレージ(NAS)」と呼ばれる通信機器の公開入札で、中国クラウドサービスの百度雲(バイドゥ・クラウド、現・百度網盤=バイドゥ・ネットディスク)との同期機能搭載が求められていたことが分かり、同院は職員に処分を下した。7日付自由時報が伝えた。
NASとは、ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバー。中科院は、作業上のミスによるチェック漏れと説明。調達した同装置は内部ネットワークのみで使用しており、外部ネットワークとは完全に切り離されているとして、情報漏えいの心配はないと説明した。
中科院によると、NASの調達費用は約327万台湾元(約1,200万円)。百度雲のほか、▽アマゾン・クラウド・ドライブ▽グーグル▽ドロップボックス──などのクラウドとの同期機能搭載が求められていた。調達から1年以上にわたり使用されていた。
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