ニュース 電子 作成日:2020年7月8日_記事番号:T00090903
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が2021年上半期に5ナノメートル製造プロセスでの生産を開始するとされる、アップルが6月発表した自社開発のパソコンMac用システム・オン・チップ(SoC)「アップルシリコン」について、市場調査会社の集邦科技(トレンドフォース)は7日、アップルシリコンの生産コストは1個当たり100米ドル以下とみられ、高い価格競争力があり、搭載製品発売は来年下半期になるとの分析を示した。8日付工商時報などが報じた。
Mac向けでは、インテル製中央演算処理装置(CPU)が約14年間採用されてきた。インテルの10ナノ採用のデュアルコアプロセッサーCore i3のエントリーモデルは、200~300米ドルで市販されている。
TSMCは現在、アップルのスマートフォン新機種iPhone12用のプロセッサー「A14 Bionic」を5ナノプロセスで量産しているとされる。第3四半期には、来年のタブレット端末iPad新製品用のプロセッサー「A14X Bionic」の少量生産も始まるとみられている。
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