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ジニアスの6月売上高、年初来で最高


ニュース 電子 作成日:2020年7月8日_記事番号:T00090904

ジニアスの6月売上高、年初来で最高

 光学レンズ大手、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)が7日発表した6月連結売上高は前月比8.1%増、前年同月比29.3%増の11億944万台湾元(約40億5,000万円)で、年初来で最高だった。第2四半期は前期比14%増、前年同期比46.9%増の30億7,600万元と、同期として過去最高だった。8日付工商時報が報じた。

 ジニアスは、ミドル~ハイエンドレンズに注力しており、出荷比率が全体の6~7割へと拡大している。証券会社は、9月にも発売が見込まれるアップル初の第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン「iPhone12」向けの7枚構成プラスチックレンズ(7P)について、ジニアスの市場シェアは30%と従来予測の15~20%を上回るとの見通しを示した。下半期の粗利益率向上が見込まれる。

 アップル向けの需要増加にすぐさま対応できるよう、生産拡大を進めるアモイの工場3基は、8月に全面稼働を予定している。生産能力15~22%の増加を見込む。