ニュース 医薬 作成日:2020年7月8日_記事番号:T00090909
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の呉秀梅署長は7日、新型コロナウイルスのワクチン開発を加速させるため、臨床試験に必要な被験者数の引き下げを検討していると明らかにした。第2相臨床試験に必要な被験者数を現在の3,000人から1,000人余りに引き下げることなどを考えている。7月末までに決定する予定。来年第1四半期の台湾産ワクチン発売を見込む。8日付聯合報が報じた。
呉署長はさらに、ワクチンメーカーの臨床試験実施に対する補助として10億台湾元(約36億5,600万円)以上を投じることも検討していると明らかにした。
一方、学識者からは、今年の冬に新型コロナウイルス感染症流行の第2波が到来する恐れがあり、来年2~3月に台湾産ワクチンが発売されるようでは間に合わないとして、政府は前もって米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可(EUA)取得済みのワクチンを購入しておくべきとの声が出ている。
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