ニュース 運輸 作成日:2020年7月8日_記事番号:T00090916
経済部は7日、台北市信義路のバス専用道で夜間に試験運行中の自動運転バスで、9月から乗客を輸送すると明らかにした。午前0時30分~2時30分の時間帯で、来年2月20日まで。8日付経済日報が報じた。
経済部は、台北市の路線バスは午前0時以降は運行しておらず、公共交通機関を利用できない帰宅者の需要に応えると説明した。SAEインターナショナルが定義する自動運転のレベル3(条件付き自動運転、レベル5が完全自動運転)以上を目指す。
自動運転バスの経費は1台当たり約1,000万台湾元(約3,700万円)で、台湾智慧駕駛(Turing)製。7割が台湾製で、▽電動バスシステム、創奕能源科技(トロン・エナジー・テクノロジー)▽線形制御、奕兆緑能(トリルリオン・グリーン・エナジー)▽信義路の走行制御システムと信号情報送信、中華電信子会社の資拓宏宇国際(インターナショナル・インテグレーテッド・システムズ)──などが担う。演算プラットフォームは米エヌビディア製だ。
経済部は、下半期に▽桃園国際空港▽台湾高速鉄路(高鉄)駅▽新竹市街地▽台中市北屯区水湳──などでも自動運転車の実験を行う予定だ。
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