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6月CPI、5カ月連続の下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2020年7月8日_記事番号:T00090917

6月CPI、5カ月連続の下落【図】

 行政院主計総処が7日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.76%下落と5カ月連続で下落した。新型コロナウイルス感染症の影響で娯楽費が下落、国際原油価格低迷でガソリン代などが下落した。8日付経済日報などが報じた。

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 教養娯楽費は、前年同月比1.5%下落した。うち、▽旅館宿泊費、13.8%下落▽遊技場入場代、4.4%下落▽域内旅行ツアー代、3.7%下落──だった。外食費は0.8%上昇したものの、2011年3月以来で最も上昇幅が小さかった。

 国際原油価格は前月比5割上昇したが前年同月比4割下落しており、交通・通信費は前年同月比5.6%下落した。うちガソリン代は21.8%下落した。その他▽ガス代、22.7%下落▽航空運賃、6.8%下落▽運輸費、2.4%下落──。

 邱淑純総合統計処専門委員は、7月のCPI下落幅は縮小すると予測した。2四半期連続のCPI下落がデフレの定義に合致することについて邱専門委員は、域内経済は安定成長しており、供給過剰・需要不足もなく、心配不要と説明した。

 6月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比10.36%下落と、1年2カ月連続の下落だった。邱専門委員は、国際原油価格の上昇に伴い、7月のWPI下落幅は縮小すると予測した。