ニュース 社会 作成日:2020年7月8日_記事番号:T00090922
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は8日、2月下旬~6月20日に南部の大学での就学のため台湾に滞在していた日本人女子学生の新型コロナウイルス感染が日本帰国後の空港検疫で確認されたことを受けて、ウイルス検査で陰性だった接触者123人と、発熱などの症状があった同校の教師・学生90人に対し、過去の感染有無を確認するための抗体検査を実施したところ、213人全員が陰性と判定されたと発表した。専家諮詢小組(専門家諮問グループ)の張上淳召集人は、女子学生からの感染も、女子学生への感染源も確認されなかったとの見解を示した。中国時報電子版が伝えた。
同センターによると、2カ所の実験室で5種類の抗体方式を用いて検査したところ、3方式では全員が陰性だった。他の2方式では各2人計4人が弱陽性だったが、重複していなかったことなどから、偽陽性と判断した。同センターは、女子学生が偽陽性だった可能性もあるとみている。
残り4人が入院中
台湾での4~8日の新型コロナウイルスの新規感染確認はなかった。台湾での感染確認者は累計449人で、このうち海外で感染したとみられる輸入症例が358人、台湾での域内感染が55人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人。これまでに7人が死亡した。4人が入院中だ。
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