ニュース 電子 作成日:2020年7月9日_記事番号:T00090926
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は8日、洋上(オフショア)風力発電大手のデンマーク企業、エルステッドが彰化沖で開発を進める洋上風力発電所、「大彰化西南」(第2期)と「大彰化西北」で発電される電力の全てを20年にわたり購入することで契約を結んだと発表した。両発電所の設備容量は920メガワット(MW)で、年間発電量は34億5,000万キロワット時(kWh)が見込まれる。9日付経済日報が報じた。
売電価格は明らかにされていないが、2018年にエルステッドが彰化沖での洋上風力発電所開発事業を落札した際に提示した、▽大彰化西南・第2期、2.5480台湾元(約9.3円)/kWh▽大彰化西北、2.5481元/kWh──を下回ることはないとみられる。
エルステッドによると、「大彰化西南」(第2期)は25年、「大彰化西北」は26年に商業運転開始を予定しているが、台湾電力(台電、TPC)の送電網完成、およびエルステッドの最終的な判断によって前後するとみられる。
なお今回の契約により、TSMCが今年7月までに購入した風力発電や太陽光発電によるグリーンエネルギーは1.2ギガワット(GW)に達した。
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