ニュース 電子 作成日:2020年7月9日_記事番号:T00090927
保護素子メーカーの聚鼎科技(ポリトロニクス・テクノロジー)は8日、子会社の聚燁科技(TCLADテクノロジー)を通じ、独ヘンケルの米子会社から熱伝導性基板(TCLAD)事業を2,600万米ドルで買収すると発表した。同事業は金属放熱基板の世界最大手。第4四半期から来年第1四半期の手続き完了を予定する。9日付経済日報が報じた。
ポリトロニクスの朱復華董事長兼執行長は、今後数年間に電気自動車(EV)のモーター出力制御モジュール用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)向けで金属放熱基板の需要大幅増が見込めると指摘。ヘンケルTCLAD事業の買収により互いの強みを補完し合い、世界各地域での販売を強化すると表明した。
ヘンケルTCLAD事業は▽車載用・商業用発光ダイオード(LED)照明▽産業用特殊LED照明▽産業用電源制御▽航空宇宙▽防衛──など向けの製品を手掛ける。顧客は▽北米▽欧州▽韓国▽台湾▽中国──の数百社に上り、うち過半に独占供給している。
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