ニュース 電子 作成日:2020年7月9日_記事番号:T00090928
IC基板の南亜電路板(NYPCB)が発表した6月連結売上高は前月比11%増、前年同月比23.7%増の32億4,400万台湾元(約120億円)で、今年最高になった。ABF基板の需要が強かった。上半期連結売上高は前年同期比22.55%増の170億2,000万元で、同期として過去6年で最高を記録した。9日付工商時報が報じた。
南亜電路板は、下半期も▽ゲーム機▽装着型(ウエアラブル)端末▽第5世代移動通信(5G)対応基地局などの通信機器──など向けの受注が継続し、ABF基板は来年まで供給不足が続くと予想した。同社は年内に中国の昆山工場(江蘇省)でABF基板の生産能力を増強する計画だ。
南亜電路板はさらに、ハイエンドABF基板は今後も5G対応通信機器、サーバー、7ナノメートル製造プロセス採用のパソコン、ゲーム機用プロセッサー向けの量産を続けるほか、▽拡張現実(AR)▽バーチャルリアリティー(VR)▽人工知能(AI)▽高性能計算(HPC)──用チップ向けの生産を行う方針で、平均販売価格(ASP)の上昇が期待できるとした。
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