ニュース 食品 作成日:2020年7月9日_記事番号:T00090936
食品大手、南僑集団の陳飛龍会長は8日、同社初となる複合型ベーカリーショップのモデル店舗を、台北市北投区の関渡地区で9月までにオープンさせると明らかにした。同店では▽ベーカリー食品▽麺類▽ピザ▽ビール▽コーヒー──などを販売する計画だ。陳会長は、主食にパンを食べる市民が増える中、パンを中心とする複合飲食店に活路を見いだすと語った。9日付工商時報が報じた。
南僑集団は8~10日にかけて、桃園市の観光工場で展示会を開催している。冷凍パン生地やベーカリー用油脂製品など多様な製品を展示しているほか、商談室を設けた。3日間で350社、770人の来場を見込む。
同グループは同日、台湾ベーカリー業界の現状とトレンドを分析した「白書」を初めて発表した。新型コロナウイルスによる経営環境や消費行動の変化をまとめ、▽ベーカリー店▽複合式カフェ▽レストラン▽ホテル──といった顧客に具体的な対策を提示した。また、ベーカリーの軽食が主食に代用されたり、健康的な食生活を補完する役割を果たしたりするなどと今後の見通しを示した。
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