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《新型肺炎》日本などの外国人留学生、在学生の台湾入境可能に


ニュース 社会 作成日:2020年7月9日_記事番号:T00090945

《新型肺炎》日本などの外国人留学生、在学生の台湾入境可能に

 教育部は8日、外国人留学生(在学生、卒業予定学生)の台湾入境について、新型コロナウイルス感染症の中低リスク国・地域に指定している▽日本▽韓国▽シンガポール▽マレーシア▽スリランカ──を含む18カ国・地域の6,795人の申請を受け付けると発表した。ただ、感染が拡大している日本や韓国について、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は、中低リスク国・地域から除外することも検討しており、来週にも発表される可能性がある。9日付聯合報が報じた。

 教育部は、新入生の入境について検討を進めており、近日中に発表する予定だ。

 6月17日から低リスクの13カ国・地域の卒業予定学生を対象に受け付けており、7月7日までに304人の申請を許可した。実際に260人が台湾に入境し、14日間の外出制限「居家検疫」の措置が取られた。

 教育部のまとめによると、台湾に入境できない在学生と新入生は当初4万2,000人に上ったが、緩和措置により残りは3万5,000人となった。うち中国人が7,500人と最多だ。指揮センター指揮官を務める衛生福利部(衛福部)の陳時中部長は、中国は感染状況の情報公開が不透明なため、リスクを判断できないと述べた。