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タクシーの相乗り推進、交通部が活性化策


ニュース 運輸 作成日:2008年7月25日_記事番号:T00009095

タクシーの相乗り推進、交通部が活性化策

 
 交通部はタクシー業界の活性化を図るため、年内に呼び出しタクシーの増加、タクシースタンドの増設、相乗りの推進などに取り組む方針だ。また、台北地区でタクシー全体に占めるガソリン・液化石油ガス(LPG)併用車の比率を少なくとも4分の1まで高める。25日付聯合報が伝えた。

 最新の調査によると、台北地区ではタクシーの空車率が80%に達する。交通部は25日、行政院環境保護署、各自治体、道路行政機関などを集め、タクシー業界の空車率改善策を話し合った。ただ、タクシー業界は話し合いに加わらなかった。

 交通部が示した一連の措置は奨励措置で、強制や罰則を伴うものではない。交通部は都市部でタクシー呼び出しダイヤルを開設し、呼び出しタクシーの数を増やすほか、台北周辺でタクシースタンドを増設する。

 また、交通部は都市部でタクシーの相乗り路線を指定し、専用のタクシースタンドを設置する計画だ。料金体系などを近く取りまとめる。

 また、タクシー会社の所属車両台数を最低30台とし、営業規模がその半分以下のタクシー会社には期限内に営業規模の拡大か他社との合併を指導する。