ニュース 電子 作成日:2020年7月10日_記事番号:T00090957
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)が9日発表した6月連結売上高は、前月比0.1%増、前年同月比18.4%増の934億7,100万台湾元(約3,400億円)で、過去7カ月で最高だった。同社は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習向けに、グーグルのクロームOS(基本ソフト)搭載ノートPCのクロームブックの出荷が旺盛だったと説明した。10日付経済日報などが報じた。
6月のノートPC出荷台数は520万台で前月比10.6%増、前年同月比52.9%増だった。
第2四半期の連結売上高は2,702億1,600万元で、前期比42%増、前年同期比10%増だった。ノートPC出荷台数は前期比98.6%増、前年同期比66.6%増の1,450万台で、過去最高を更新した。うちクロームブック出荷構成比は3割以上を占め、前期の2割未満から拡大した。
上半期連結売上高は4,604億8,000万元で、前年同期比1.4%減だった。ノートPC出荷台数は2,180万台だった。
クアンタは第3四半期のノートPCの出荷について、一部のIC製品の供給不足が影響する可能性はあるものの、▽需要期入り▽新規顧客の獲得▽新製品の追加──で、成長が狙えると説明した。サーバーも出荷拡大が見込まれる。
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