ニュース 電子 作成日:2020年7月10日_記事番号:T00090959
パソコン大手、華碩電脳(ASUS)が9日発表した6月のグループ売上高は、前月比30.5%増、前年同月比27.9%増の393億6,800万台湾元(約1,430億円)で、2018年10月以降で最高だった。新型コロナウイルスを受けた巣ごもり需要拡大が販売増につながった。10日付工商時報などが報じた。
第2四半期のグループ売上高は922億7,400万元で、前年同期比24.4%増だった。コンピューター製品群は20%以上増加、マザーボードなどボード類は30%以上増加と大幅成長だった。上半期は1,631億2,200万元、前年同期比1.9%増と、プラス成長を回復した。
ブランド事業の6月売上高は365億5,600万元で、前月比33%増、前年同月比30.1%増だった。第2四半期は840億8,500万元で前期比34.1%増、前年同期比27.7%増、上半期は1,468億500万元で3.4%増だった。
第3四半期について同社は、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習向け需要が続くとみているほか、東南アジアでの経済活動再開による調達増、新製品発売による買い替え需要などを見込んでいる。
同社は、22日に開催する製品発表会で、ゲーミング(ゲーム用)スマートフォンの新製品「ROG Phone III」を発表する見通しだ。同製品はクアルコムのシステム・オン・チップ(SoC)「スナップドラゴン865プラス」を搭載するとされ、8月の発売が見込まれている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722