ニュース 機械 作成日:2020年7月10日_記事番号:T00090967
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は9日、機械産業の2025年生産額2兆台湾元(約7兆3,000億円)の目標は達成時期が後ずれするとの見方を示した。10日付経済日報などが報じた。
柯理事長(右)は9日のTAMI会員代表大会で、台湾の機械産業は7割を輸出しており、台湾元高で輸出競争力がそがれていると訴えた(9日=中央社)
柯理事長は、18年生産額は1兆1,800億元で、毎年1,000億元ずつ増えると見込んでいたが、米中貿易戦争で19年は1兆1,000億元となり、20年は新型コロナウイルス感染症流行の打撃が加わったためと説明した。
一方、柯理事長は、最近は緊急受注が舞い込んでおり、下半期は中国以外からの設備調達が急増すると予測した。1980年以降、世界のメーカーが中国に集まり、中国は世界の工場となったが、18年半ばからの米中貿易戦争で、メーカーが中国以外に第二の生産拠点を設置しており、新型コロナウイルスでさらに加速するためと説明した。
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