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南亜科技、Q2は66%増益


ニュース 電子 作成日:2020年7月13日_記事番号:T00090978

南亜科技、Q2は66%増益

 DRAM大手の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が10日発表した第2四半期の純利益は、前期比66.5%増、前年同期比16.9%増の32億1,100万台湾元(約120億円)だった。11日付経済日報が報じた。

 第2四半期の連結売上高は164億8,900万元で前期比14.4%増、粗利益率は30.6%と6.8ポイント上昇した。製品販売量が4~9%増、平均販売価格が4~9%上昇したことを反映した。

 李培瑛総経理は今後の見通しについて、スマートフォンや一部のコンシューマー市場向けで景気回復の兆しが見え、ネットワーク関連の需要が非常に好調なほか、データセンター用サーバー市場の需要は安定していると指摘した。また、現在の供給側の在庫水準は健全な状態で、第3四半期の契約価格は最低でも横ばいが続くと予測したほか、第3四半期の販売量は第2四半期が好調だったこともあり前期比横ばいとの見通しを示した。

 李総経理によると、同社のサーバー向けメモリーの売上高構成比は現在5~7%だが、年内に10%まで引き上げることを目指す。