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台プラ第6ナフサプラント、安全違反で工事中断


ニュース 石油・化学 作成日:2007年6月4日_記事番号:T00000910

台プラ第6ナフサプラント、安全違反で工事中断

 2日付工商時報によると、行政院労工委員会中区労働検査所(台中市)は1日、台湾プラスチックグループの第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷)第4期拡張工事で、安全衛生設備に関する大規模な抜き打ち検査を実施し、工事現場4カ所で違反業者に合計で罰金33万台湾元の行政処分を下した。また、危険個所があることを理由に 、7カ所で工事の一時中断を命じた。中断個所は工事全体の53%に上る。

 罰金処分を受けたのは、南亜プラスチックの安定剤プラント拡張工事や台湾プラスチックのブタノール工場などの施工業者。違反行為は安全フェンスやはしごの不備などだった。工事中止を命じられた業者は、1週間以内に検査報告を提出し合格しなければ、工事再開が認められない。

 同プラントでは過去3年で12件の労働災害が起きており、12人が死亡している。