ニュース 医薬 作成日:2020年7月14日_記事番号:T00091008
新薬開発、生華生物科技の胡定吾董事長は13日、同社が開発したタンパク質キナーゼCK2(カゼインキナーゼ2)阻害剤「CX-4945」に、新型コロナウイルス感染症への治療効果が指摘されており、4機関と動物実験で提携していると明らかにした。このうち米国立衛生研究所(NIH)、台湾の中央研究院(中研院)と進めている動物実験は8月に完了予定で、その後は米食品医薬品局(FDA)への緊急治験許可(eIND)申請と、中軽症患者を対象とした第2相臨床試験の実施申請を計画している。14日付経済日報が報じた。
胡董事長は、細胞が新型コロナウイルスに感染すると、CK2が活性化されるため、CX-4945を投与することで同感染症の治療に効果があるとする研究内容が、6月に国際学術誌「セル」に掲載されたと説明した。
胡董事長は、新型コロナウイルスの治療薬としては「レムデシビル」が最も注目を集めているが、安全性への懸念があると指摘。CX-4945こそが真の治療薬になると自信を示した。
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