三井ガーデンホテル初の海外ホテル「和苑三井花園飯店 台北忠孝（ＭＧＨ三井ガーデンホテル台北忠孝、台北市大安区）」が８月18日にプレオープンする。13日より予約受け付けを開始した。三井不動産は、最上階17階の大浴場や上質なおもてなしで、日本を訪れたかのような安らげる空間を提供すると説明した。
ホテル外観。新型コロナウイルスの影響により外国人観光客の渡航が制限されており、台湾域内の住民を主なターゲットとする（三井不動産リリースより）
同ホテルは、地上17階、地下５階建てで敷地面積1,470平方メートル。台北都市交通システム（ＭＲＴ）忠孝新生駅前に位置し、観光やビジネスに最適な立地だ。
客室数は297室。３点分離タイプ（シャワールーム・バスルーム、洗面台、トイレが独立）で暖房設備を完備する。天井高は平均3.2メートルで、大開口窓ガラス（一部除く）を備え、開放感を感じさせる。うち13階の３室はコンセプトルームで、▽非日常の美しい情景が広がる人気スポット「九份」▽古都台南の町並みを再現した「故郷」▽南国フルーツをモチーフにした「スイーツ」──をイメージした。
ジュニアスイート。客室の窓辺からは緑豊かな街並みや台北の夜景を臨める（三井不動産リリースより）
館内レストランは、ジャパニーズスタイルのカジュアルイタリアン「ジャポリ（JAPORI）」。朝食メニューは、台湾の数多くの有名店舗のメニュー開発に20年間携わるアドバイザー、稲村健司氏が監修し、台湾の地場産の有機野菜を使用した洋食、注文を受けてから作るオリジナル台湾料理、和食などをビュッフェスタイルで提供する。
