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生保の6月新規保険料収入、42%増


ニュース 金融 作成日:2020年7月14日_記事番号:T00091013

生保の6月新規保険料収入、42%増

 生命保険業界の6月の新規契約保険料収入は前月比42%増の940億元(約3,400億円)だったようだ。7月1日からの死亡保障と商品利率の抑制などの規制強化を前に、6月で医療保険や貯蓄型商品の一部が販売停止になることもあり、前月比では大幅に増加した。14日付工商時報が報じた。

 一方で、金利の低下などから例年ほどの販売は見られず、1社で200億元を超えた保険会社はなかった。首位は国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)の180億元、2位は南山人寿保険の119億元、3位は新光人寿保険の117億元だった。

 上半期の新規契約保険料収入は前年同期比33%減の4,718億元と、過去11年で最低を記録した。1~6位は、▽国泰人寿保険、837億元(前年同期比20%以上減)▽富邦人寿保険、614億元(約47.5%減)▽南山人寿保険、589億元(約41%減)▽新光人寿保険、436億元▽中国人寿保険(チャイナ・ライフ・インシュアランス)、388億元▽台湾人寿保険、361億元──の順で、いずれも20~50%以上の減少だった。1,000億元を超えた保険会社はなかった。前年同期は3社が1,000億元を超えていた。