ニュース 電子 作成日:2020年7月15日_記事番号:T00091023
NAND型フラッシュメモリー用コントローラーIC設計大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は14日、メモリーモジュール世界最大手の米キングストンテクノロジーなどとの合弁会社、金士頓電子(KSI)の持ち株全株をキングストンに売却すると発表した。売却額は約17億8,100万台湾元(約65億円)。売却益は9億5,000万元の見込み。経済部投資審議委員会(投審会)の認可を経て、第3四半期中に手続きが完了する予定だ。15日付経済日報が報じた。
ファイソンは2010年、eMMC(埋め込み型マルチメディア・カード)向け製品の認証時間の短縮などを目的に、キングストンとKSIを設立。当初のファイソンの出資比率は48%だったが、その後、米メモリー大手、マイクロン・テクノロジーなどからの出資を受け、ファイソンの出資比率は38%に低下していた。
ファイソンは、KSIの全株式売却後もキングストンとの提携は続くと説明した。
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