ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

六軽の台塑化工場で火災、3人が軽傷


ニュース 石油・化学 作成日:2020年7月15日_記事番号:T00091034

六軽の台塑化工場で火災、3人が軽傷

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)にある台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)の第2精製プラントで今日15日午前9時ごろ爆発と火災が発生した。火の勢いは収まったが、雲林県消防局によると3人が軽傷で、病院で治療を受けている。火災の原因など詳細は調査中で、同社は生産への影響について評価を進めている。経済日報電子版などが伝えた。

/date/2020/07/15/06fpcc_2.jpg雲林県議会の六軽監督グループからは、改善されなければ全面的な操業停止もあり得るとの意見が出た(14日=中央社)

 台塑化によると、第2精製プラントの水素化脱硫ユニットで午前9時ごろ異常が発生し、火災につながった。

 六軽では昨年4月7日に火災が発生したばかり。張麗善雲林県長は、空気汚染防制法(大気汚染防止法)違反で500万台湾元(約1,800万円)の罰金を科すと述べたほか、3日以内の調査報告提出を求めた。