ニュース 政治 作成日:2020年7月15日_記事番号:T00091036
監察院長に陳菊・前総統府秘書長が指名されたことに野党・国民党が反発し、立法院での同意が得られていない問題で、立法院では14日、国民党の立法委員が陳菊氏の監察院長指名人事を巡る審議に議場占拠で抵抗し、与党議員との小競り合いに発展した。15日付聯合報が伝えた。
国民党のほか、台湾民衆党の立法委員もプラカードを掲げて反対を表明した(14日=中央社)
国民党の立法委員が議長席を占拠したことから、陳菊氏は議場には入れたものの、登壇できず、他の監察委員人事に関する審議もできなかった。
国民党は議場の占拠を17日まで続けるとしており、一方の民進党は17日に27人の監察委員人事に対する同意権投票を強行する構えでいる。
陳菊氏は立法院に提出した書面による説明で、「総統による指名を受けてから、最後の監察院長としての役割を果たせることをずっと願ってきた。憲法改正後、監察権のスムーズな転換を行い、最後の任務を完了して名誉ある形で監察院を離れたい」と説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722