新竹市の大型ショッピングセンター（ＳＣ）、遠東巨城購物中心（ビッグシティー）は15日、隣接する創芸ビルの５階を全面改装してオープンした。営業面積は1,000坪以上で、書店チェーン大手、誠品書店（エスライト・ブックストア）初の子ども用エリアが設置されるなど、親子で楽しめるフロアとなっている。15日付工商時報が報じた。
誠品書店の子ども用エリアには、親子で絵本を手に取り、座って読むスペースも設けられている（ビッグシティーのフェイスブックより）
この他、セレクトショップ「誠品生活文創平台（エスライト・プラットフォーム・オリジナル）ｅｘｐｏ」や眼鏡専門店「ＪＩＮＳ（ジンズ）」、飲食店では▽東京豚骨ラーメン「池袋屯ちん」▽カレーハウス「ＣｏＣｏ壱番屋」▽ベジタリアンレストラン「光焙若蔬食（サンベルノ）」▽アイスクリーム「サーティワンアイスクリーム」──などが出店している。
また、ビッグシティーは15日より、消費刺激策として政府が台湾人と外国籍配偶者を対象に発行する個人負担額1,000台湾元（約3,600円）の３倍の消費が可能な振興券「三倍券」の利用者を対象とした割引や抽選会などのキャンペーンを実施している。同店の李静芳董事長は、秋の改装計画にも着手しており、下半期の業績は成長が期待できると述べた。
