ニュース 公益 作成日:2020年7月15日_記事番号:T00091046
14日午後1時50分ごろ、台湾全土の電力消費量が3,779万キロワット(kW)となり、2日連続で過去最高を更新した。全土で猛暑が続き、クーラーなどの使用が増えたためだ。15日付聯合報が報じた。
南投県で気温39.5度を観測するなど、各地で猛暑となり、クーラーのリモコンに手が伸びた人が多かったようだ(14日=中央社)
TPCによると、14日の運転予備率は10.38%で、電力の供給状況信号は余裕があることを示す「緑」(運転予備率10%以上)だったが、安定供給を確保するため、同日夜、検査のため端午節(旧暦5月5日、2020年は6月25日)から稼働を止めていた台中火力発電所1号機の点火を行った。15日にも本格稼働を開始し、同発電所は発電機9基が稼働することになる。TPCは、同発電所では夏季は最大9基しか稼働させないと約束している。
TPCの張廷抒・広報担当は、雨天時や夜間の気温低下時、大気汚染の懸念がある場合には適宜、一部の発電機を停止すると表明した。
台中市政府は、電力供給にまだ余裕がある状況で1号機を稼働させる必要があるのかと不満をあらわにした。
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