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VIAのADAS、新北の路線バスに採用


ニュース 電子 作成日:2020年7月16日_記事番号:T00091049

VIAのADAS、新北の路線バスに採用

 チップセット大手の威盛電子(VIAテクノロジーズ)は、同社が開発した先進運転支援システム(ADAS)が、新北市の板橋地区と台北都市交通システム(MRT)景安駅を結ぶ路線バス「橘5」に採用された。16日付工商時報が報じた。

/date/2020/07/16/01viatech_2.jpg同社のADASは、これまでにも日本のタクシー業者などに採用された実績がある(VIAリリースより)

 採用されたのは、「Aピラー」と呼ばれるバスのフロントガラス両脇に設置された支柱が死角となり、カーブを曲がる際に歩行者や自転車、バイクと衝突する事故を防ぐ目的で開発されたもの。車載用カメラで撮影した映像を両脇のAピラー近くに取り付けたモニターに表示させることで運転手の死角を減らし、周囲2.5メートル以内にバイクなどが接近した際に警告音を鳴らして運転手の注意を喚起するといった機能を持つ。

 VIAは、同社のADASは年内に日本、米国、中国などでも商用車に採用される見通しで、来年は大幅成長が期待できると説明した。