ニュース 医薬 作成日:2020年7月16日_記事番号:T00091056
永信薬品工業(永信ファーム)の李芳裕董事長は15日、抗真菌薬のボリコナゾールとミカファンギンのジェネリック医薬品(後発医薬品)として、それぞれ「遠黴」(錠剤)と「米方浄」(錠剤・注射剤)の計3種類を台湾で発売したと明らかにした。欧米などでも発売を目指す。16日付経済日報などが報じた。
永信薬品は、拒絶反応抑制剤を使用する臓器移植患者や、抗がん剤を使用するがん患者、薬を長期服用するエイズ患者などの間で全身性真菌感染の症例が増えていると指摘。従来の抗真菌薬注射剤は価格が非常に高く、安全性の懸念もあったため、原薬からの垂直統合を進め、3種類の医薬品を開発したと説明した。
李董事長は、新型コロナウイルス感染症流行により原薬の供給や価格に多少影響が出ているが、今年は通年で前年比6%増の業績成長を目指していると明らかにした。
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