ニュース 商業・サービス 作成日:2020年7月16日_記事番号:T00091061
台中市では、外国人観光客とビジネス客をターゲットとするホテルの営業休止が相次いでいる。新型コロナウイルスの水際対策により外国人観光客の入境禁止が続く中、台中市旅館商業同業公会の鄭生昌理事長は、内部改装の名目を含め、休業・廃業したホテルが上半期で50軒を超えたと指摘した。多くは日本や韓国など海外からの旅行客をターゲットとする客室数70室前後の中型施設で、1カ月に100万台湾元(約360万円)以上の損失が出ている。16日付工商時報が報じた。
利用者の約8割が日本人客だった営業開始から16年、客室数124室の「昭盛52行館(52ホテル)」は、7月15日で営業を休止した。「海湾芸術酒店(ハイワン・ギャラリー・ホテル台中)」は、客室稼働率が現在約10%に落ち込み、赤字となっており、早ければ7月末にも営業を一時休止する。
台中市のあるホテル関係者は、交通部観光局の域内旅行補助プラン「安心旅行」は、▽離島▽花連▽台東▽宜蘭──など新型コロナウイルス感染症による打撃がそれほど深刻でなかった地域に利用が集中すると指摘。都市部のビジネスホテルは深刻な打撃を受けており、経営が非常に苦しいと述べた。
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