ニュース 社会 作成日:2020年7月16日_記事番号:T00091066
台北市中山区の歓楽街、林森北路にあるカラオケボックス(KTV)、銭櫃企業(キャッシュボックス・パーティーワールド)台北林森店で4月に発生した火災で6人が死亡した事故に関連して、台北市政府都市発展局建設管理工程処で昇降機の検査委託業務を担当する職員2人が職権を利用して企業や検査機関から不当な利益を得ていた疑いが浮上し、台北地方検察署は15日、贈収賄罪などの容疑で同処職員の曽華崇と周宗錡の両容疑者など39人を事情聴取し、同処などを家宅捜索した。16日付蘋果日報が報じた。
検察の調べによると、両容疑者は火災事故を受け台北市の娯楽施設などで消防検査が強化された後、KTVの星聚点の復興店にある貨物用エレベーター5基が使用許可を取得していないことを知り、検査費用を本来の1基当たり1,000台湾元(約3,600円)の3倍につり上げ、計1万元の不当利益を得ていたことが判明。さらに、両容疑者がアシスタントの給与を支払うためという名目で、昇降機のメーカーや委託先の検査機関から毎月計5万4,000元を不当に得ていたことも明らかになった。
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