ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台中港でタクシーが海に転落、運転手と客3人死亡


ニュース 社会 作成日:2020年7月16日_記事番号:T00091067

台中港でタクシーが海に転落、運転手と客3人死亡

 台中港の作業船ふ頭で15日早朝、客4人を乗せたタクシーが海中に転落する事故が発生した。運転手と乗客3人が死亡した。運転手に持病や飲酒の習慣はなく、監視カメラの映像によると、雨の影響で視界が悪く、方向転換しようとして誤って海に落ちたとみられる。16日付自由時報が報じた。

/date/2020/07/16/18taxi_2.jpgタクシーはクレーンで引き揚げられた(15日=中央社)

 タクシーに乗っていた客は洋上(オフショア)風力発電所建設工事関連の作業船上で働いており、14日夜に梧棲区のレストランで食事を取った後、カラオケ店を訪れ、同日午後11時40分ごろ台中港へ戻ろうとタクシーに乗った。

 台中港周辺では14日午後10時ごろから雨が降り始めており、翌日午前0時すぎに港に到着したタクシーは停車位置を通り過ぎたため、方向転換しようとした際に海に転落したようだ。

 客の1人はタクシーの窓ガラスを割って自力で脱出したが、1時間ほど海中から出られず、その後、潮位が上昇してようやく岸に上がり、消防署に通報。午前3時すぎに救急隊が駆け付けたところ、海中の車内から運転手と客2人の遺体が発見された。もう1人は窓から脱出した後に溺れたとみられ、現場から1キロメートルほど離れた海中で遺体が見つかった。