ニュース 電子 作成日:2020年7月17日_記事番号:T00091078
受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)傘下で、相補性金属酸化膜半導体(CMOS)イメージセンサー(CIS)パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の同欣電子工業は16日、桃園市八徳区で新工場の起工式を行った。ヤゲオと同欣の陳泰銘董事長は、営運本部を設置し、航空宇宙業や第6世代移動通信(6G)、スマートフォン用CMOSイメージセンサー向けの生産拠点にすると説明した。2022年第3四半期に完成予定だ。17日付工商時報などが報じた。
起工式に参加した陳董事長(前右3)は、イメージセンサーや航空宇宙分野向けで世界トップクラスを目指すと説明した(16日=中央社)
投資額は約50億台湾元(約180億円)。敷地面積は1万6,700平方メートル、延べ床面積は8万9,000平方メートル。総本部ビルや工場、従業員宿舎などを設ける。就業機会2,300件の創出が見込まれる。
陳董事長は、航空宇宙事業の顧客からの大型受注やスマホ用CMOSイメージセンサーの需要急増により、今年は顕著な業績成長が期待できると説明した。来年は売上高が100億元を突破すると予測した。
同欣の6月連結売上高は前月比14.3%増、前年同月比41.8%増の7億8,500万元で、同月で過去2番目の高水準だった。上半期は、前年同期比16.8%増の40億1,600万元だった。
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