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EV上半期販売2.4倍、裕隆など充電需要取り込み【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年7月17日_記事番号:T00091084

EV上半期販売2.4倍、裕隆など充電需要取り込み【図】

 電気自動車(EV)の販売拡大に伴い充電需要が高まっており、▽充電プラットフォーム「YES!来電」を手掛ける裕隆集団▽「EValue」の華城電機(フォーチュン・エレクトリック)▽飛宏科技▽拓連科技(Noodoe)──などが商機獲得に動いている。17日付工商時報が報じた。

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 上半期のEV新車登録台数は2,400台以上と前年同期の約2.4倍に増加した。米テスラの「モデル3」が1,881台納車されたためだ。下半期はアウディ初の量産型EV「e-tron」などが発売される予定で、通年のEV新車登録台数は昨年の3,452台を上回り、過去最高を更新する見込みだ。

 裕隆集団は台湾全土で「YES!来電」の充電スタンドの設置を進めており、備え付けのEVと電動バイク向け充電コネクターは6月末で1,800本に達した。上半期の充電回数は延べ3万5,000回以上と前年同期の2.6倍に増加し、充電時間も3倍に増えた。また、企業向けにEV社用車の充電管理を支援するスマート充電管理システムを推進しており、既に台湾積体電路製造(TSMC)など新竹科学園区(竹科)に入居するハイテク企業から受注している。