ニュース 金融 作成日:2020年7月17日_記事番号:T00091092
国際決済銀行(BIS)の最新統計によると、6月の台湾元の実質実効為替レート指数は109.72となり、2006年10月以来14年ぶりの高水準となった。韓国ウォンとの指数差は09年10月以来最大の4.28に拡大した。17日付経済日報が伝えた。
台湾元はアジア主要通貨で最も高い上昇を示しており、ライバル韓国と比べた輸出競争力の低下が懸念される状況だ。
韓国ウォンの実質実効為替レート指数はこれまで長期にわたり台湾元を上回っていたが、今年2月に逆転した。台湾元上昇の背景にはホットマネーの流入がある。金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、6月の外資純流入額は41億3,400万米ドルだった。
中央銀行(中銀)の統計によると、アジア主要通貨のうち、台湾元が年初来1.72%上昇したのに対し、韓国ウォンは4.23%の下落だった。6月に限って見ると、韓国ウォンが2.95%上昇したのに対し、台湾元は中銀による為替介入で1.25%の上昇にとどまった。
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