ニュース 電子 作成日:2020年7月20日_記事番号:T00091103
20日付工商時報によると、電子機器受託生産大手の英業達(インベンテック)は、同社が手掛けるアップルのワイヤレスイヤホン、AirPods(エアポッド)の組み立ての30%以上をベトナム新工場に移管し、第4四半期より出荷を開始するとの観測が出ている。
今回の動きは、中国以外での生産を強化するアップルの方針に沿ったものとみられ、ベトナム工場からの出荷量は来年以降、さらに増える見通しだ。
インベンテックは、新型コロナウイルス感染症流行によるノートパソコンとサーバー需要の高まりを受け、第2四半期売上高が前期比68%増、前年同期比16%増の1,487億5,800万台湾元(約5,400億円)と過去最高を記録した。
一方で、コンシューマー向けを主力とするスマート端末事業は業績が悪化しており、証券会社は同部門が通年ではマイナス成長に転じると予測している。こうした中でインベンテックは、スマート端末生産拠点の移転を加速させており、昨年初めにはマレーシア工場からの出荷を開始した。来年下半期には旧工場の拡張工事が完了し、運用を開始する予定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722