ニュース 電子 作成日:2020年7月21日_記事番号:T00091124
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の元幹部で、昨年末に視芯智能(ゴールデン・ロジック・ホールディングス、英領バージン諸島登記)を設立した袁帝文氏は、同社が開発した業務用および消費者向けロボット用チップソリューションについて、サービス型ロボットメーカーやEMS(電子機器受託生産サービス)大手と商談中と明らかにした。21日付経済日報が報じた。
袁氏はかつてメディアテックで無線通訊技術事業部総経理や蔡明介董事長の特別助理を務めた後、2012年に離職して13年に中国の同業大手、展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)に入社した。昨年12月に台湾で視芯智能を設立し、現在は同社執行長を務めている。本部は新竹県竹北市にあり、従業員数は20人余り。主にロボット用チップソリューションの開発を手掛けている。
袁氏は、ロボット市場は開発期間が長くコストが高いこと、産業チェーンが不十分なことが課題と指摘。視芯智能はセンサーとの融合、自己位置推定と環境地図作製を同時に行うSLAMなどの技術を生かして、顧客の問題解決を図りたいと語った。
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