ニュース 医薬 作成日:2020年7月21日_記事番号:T00091130
抗がん剤開発の生華生物科技は20日、米製薬大手ファイザー、米前立腺がん基金(PCF)から、分子標的薬「Pidnarulex(CX-5461)」の臨床試験経費の支援を受けると発表した。こうした支援事例は世界的にも珍しい。21日付経済日報が伝えた。
ファイザーは、Pidnarulexとファイザーのポリ(ADPリボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害剤の新薬タラゾパリブ(Talazoparib)を前立腺がん治療に併用する試験を進める。Pidnarulexは、特定の遺伝子が欠損した腫瘍細胞を抑制する働きがあり、タラゾパリブとの併用でタラゾパリブの効果を高めることが動物実験で示されている。
ファイザーは、PARP阻害剤を臨床試験用に無償で提供する。臨床試験は40~50人を対象に行う見通しだ。
生華生技は、ファイザーと同基金が創設した新薬コンペティション「PCF-ファイザー・グローバル・チャレンジ・アワード」に参加。当初5月に選考結果が発表される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で遅れ、20日に生華生物科技が支援対象に決まった。
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