ニュース 金融 作成日:2020年7月21日_記事番号:T00091135
モバイル決済アプリ「街口支付(JKOPAY)」を展開する街口集団は、決済アプリ経由で購入できるマネー・マーケット・ファンド(MMF)「街口託付宝」の運用を20日に正式開始した。投資利回りは年1.2~2.5%で、市中銀行の預金金利を上回るため関心が集まりそうだ。21日付経済日報が伝えた。
街口集団は正式な運用開始に先立ち、人数限定で8日から13日間の運用を行い、運用実績は年1.87%だった。
街口託付宝は、グループ企業の街口電子支付、街口証券投資信託、街口金融科技(JKOSネットワーク)が提供するサービスで構成される。街口支付のアカウントとの間で自由に資金移動が可能だ。
街口集団の胡亦嘉執行長は、世界的にフィンテックが発展する時代に、台湾には真に影響力を持つフィンテック企業や商品が存在しておらず、街口託付宝が台湾がフィンテックの扉を開ける第一歩になると述べた。
中国では阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)系の決済アプリ「支付宝(アリペイ)」が提供するMMF「余額宝」が定着しており、街口託付宝は台湾版の余額宝としてメディアに紹介されている。
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