ニュース 公益 作成日:2020年7月21日_記事番号:T00091136
ドイツの風力発電大手、wpd傘下の達徳能源(wpd台湾エナジー)は20日、洋上(オフショア)風力発電所の維持管理におけるパートナー、ドイツ・ウインドテクニク社および風盛航運(プロスペラス・ウインド・シッピング)と共同で、龍徳造船工業に委託して建造した作業要員移送船(CTV)「風盛1号」の命名式を宜蘭県蘇澳港で挙行した。今後、雲林県沖で進める洋上風力発電所「允能」関連の輸送業務に投入する予定だ。21日付工商時報が報じた。
達徳能源の王雲怡董事長は、風盛1号は発電事業者によって建造された初めてのCTVで、台湾の洋上風力発電産業の発展に対する期待を示すものと述べた。
命名式に出席した経済部能源局(エネルギー局)の游振偉局長は、政府は洋上風力発電サプライチェーンの域内生産化による産業発展を推進しており、台湾製のCTVは風盛1号を加えて3隻となると説明。洋上風力発電所の維持管理能力がさらに向上するとの見通しを示した。
なお「允能」の開発は予定より早く進んでおり、年内に50%が完成、2021年中に工事が全て完了する見通しだ。
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