ニュース その他分野 作成日:2020年7月21日_記事番号:T00091139
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)が20日発表した7月の国民経済信心調査(庶民指標)によると、自動車や不動産など高額消費を行う意欲を示す高額消費意欲指数は7ポイントで、前月の1.3ポイントから大幅に上昇した。年初来で最高だ。個人負担額1,000台湾元(約3,700円)の3倍の消費が可能な政府発行の振興券「三倍券」の利用が15日に始まり、消費意欲が刺激されている。21日付経済日報が報じた。
調査は「三倍券」利用開始前の1~7日に電子メールで行われ、2万1,260件の有効回答があった。「三倍券」の使用用途についての設問への回答は、▽日常雑貨、42%▽百貨店での消費、24.2%▽旅行・宿泊、14.6%▽レストラン・飲料、6.3%▽芸術・文化イベント、0.9%──だった。回答者の11.6%は、その他または未定と回答した。
過去半年間と現在を比べた景気現況楽観指数はマイナス18.2ポイントで前月比24.3ポイント上昇、今後半年の景気見通しを示す景気展望楽観指数は13.1ポイントで6.2ポイント下落した。
回答者による2020年の台湾の域内総生産(GDP)成長率の平均予測値は1.4%で、6月の1.3%から小幅に上昇した。回答者の84%がGDP1%以上と回答した。
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