ニュース 医薬 作成日:2020年7月22日_記事番号:T00091155
衛生福利部(衛福部)傘下の財団法人、国家衛生研究院(国衛院)は22日、全民健康保険(健保)のデータベースを活用した精密医療(プレシジョン・メディシン)分野での協力を進めることでドイツの医薬品大手、メルクと提携の覚書(MOU)を交わした。22日付経済日報などが報じた。
陳時中衛福部長(左3)。国衛院の梁賡義院長(左2)は、来年8億台湾元(約29億円)を投じ、がん患者の遺伝子データベースを構築すると説明した(22日=中央社)
国衛院はメルクとの提携について、双方の研究開発(R&D)での強みと技術力を生かし、介護分野での精密医療やがん検診と治療の分野で協力し、市民の健康増進に努めるとコメントした。
国衛院は昨年11月、スイスの製薬大手、ロシュとも精密医療に関する提携の覚書を交わしており、海外の大手製薬会社が台湾の健保データを重要なリソースと認識していることがうかがえる。
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