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《新型肺炎》コロナウイルス検査試薬5社、海外市場開拓に注力


ニュース 医薬 作成日:2020年7月22日_記事番号:T00091156

《新型肺炎》コロナウイルス検査試薬5社、海外市場開拓に注力

 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が続き、ウイルス検査試薬の需要が供給を大幅に上回る状況の中、台湾の検査試薬メーカー5社が米国など海外市場の開拓に注力しており、下半期の業績成長が予想されている。22日付経済日報が報じた。

 このうち普生(ジェネラル・バイオロジカルズ)は、米食品医薬品局(FDA)への緊急使用許可(EUA)の申請を約2カ月前に行っており、今月中にも取得できる見通しだ。欧州連合(EU)の体外診断用検査試薬に関する許可や、▽中東▽東南アジア▽インド▽メキシコ──での許可を取得しており、インドでは300万~600万セット分の競争入札での落札を目指している。パキスタンでは計50万セット分を落札し、8月までに出荷が完了する見通しだ。

 また、▽瑞磁生物科技(アプライド・バイオコード)▽亜諾法生技(アブノバ)▽徳必碁生物科技(TBGバイオテクノロジー)▽博錸生技(プレックスバイオ)──は米FDAのEUAを取得済みだ。アプライドは、今月より米国の大型医療機関など向けに出荷を開始している。