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空港MRT沿線の不動産価格、高鉄桃園駅18.7%上昇


ニュース 建設 作成日:2020年7月22日_記事番号:T00091161

空港MRT沿線の不動産価格、高鉄桃園駅18.7%上昇

 不動産仲介大手、台湾房屋が調査した桃園機場捷運(桃園空港MRT=都市交通システム)沿線各駅の不動産価格の統計によると、高鉄桃園駅(桃園市中壢区)周辺は1坪当たり29万9,000台湾元(約110万円)、3年前と比較し18.7%上昇と上昇幅が最大だった。22日付工商時報などが報じた。

 高鉄桃園駅周辺の不動産価格は、林口新市鎮(林口ニュータウン)のある林口駅(新北市林口区)と長庚医院駅(桃園市亀山区)の平均価格を上回った。台湾房屋趨勢中心の江怡慧経理は、高鉄桃園駅は家具販売大手、IKEA(イケア)の旗艦店の新桃園店や、生命保険大手、国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)の商業施設「置地広場桃園」などが相次いでオープンしており、周辺の不動産購入者が増えていると指摘した。

 次いで上昇幅が大きかったのは、▽老街渓駅(桃園市中壢区)、16.2%増▽領航駅(大園区)、14%増▽環北駅(中壢区)、8.5%増──で、いずれも桃園市内だった。