ニュース 電子 作成日:2020年7月23日_記事番号:T00091168
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は現在、新型コロナウイルスによる巣ごもり商機拡大を受けてノートパソコンやタブレット端末向け需要が安定しているほか、▽サムスン電子▽聯発科技(メディアテック)▽瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)──などから緊急受注や新製品の受注が増えており、8インチ、12インチウエハー工場ともフル稼働となっているもようだ。サプライチェーン関係者の情報を基に、23日付経済日報が報じた。
これによると、UMCの8インチ工場では、電源管理IC(PMIC、パワーマネジメントIC)、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)などの生産量が増えている。
12インチ工場では、メディアテックからモノのインターネット(IoT)関連で22ナノメートル製造プロセスの緊急受注があったほか、リアルテックからワイヤレスイヤホン向けICなどの受注が増えている。また、サムスンの8月発売の新製品向けICも受注している。
UMCは年初来、出資する中国福建省の聯芯集成電路製造(アモイ)の12インチ工場での設備調達に40億台湾元(約146億円)を投じている。UMCの台湾工場で生産能力不足から引き受けられなかった28ナノ製品の受注を聯芯に振り向けることが目的だ。
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