ニュース 電子 作成日:2020年7月23日_記事番号:T00091172
証券会社の予測によると、ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)は今年通年のノートPC出荷台数が5,100万台と前年比45%増加し、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)を抜いてシェア首位に返り咲く見通しだ。23日付経済日報が報じた。
林百里(バリー・ラム)董事長。クアンタのノートPC出荷のピークは11年の5,580万台だった(18日=中央社)
証券会社は、クアンタはグーグルのクロームOS(基本ソフト)搭載ノートPC「クロームブック」のODM(相手先ブランドによる設計・生産)でシェア60%以上と指摘。日本の文部科学省が2020年度中の達成を目指す、全ての小中学生に1人1台のPCを整備する「GIGA(ギガ)スクール構想」向けでクロームブックの受注が期待できるほか、アップルのノートPC需要も強いと説明した。
クアンタは22日、今年上半期のノートPC出荷台数は2,180万台で、前年同期比36%増加したと明らかにした。第3四半期も前期比プラス成長が続くと予想したが、通年の出荷台数見通しは示さなかった。
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