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20年スマホ出荷、5G対応機種が18%へ


ニュース 電子 作成日:2020年7月23日_記事番号:T00091180

20年スマホ出荷、5G対応機種が18%へ

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の予測によると、今年のスマートフォン生産台数は12億4,300万台で、このうち第5世代移動通信(5G)対応スマホが2億3,500万台と、全体の18.9%を占める見通しだ。23日付自由時報が報じた。

 ブランド別の生産台数予測の首位は、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)で7,400万台とみている。米政府による輸出規制強化を受け、中国市場へシフトしている。2位はアップルの7,000万台、中国市場で近年不調なサムスン電子は3位で2,900万台にとどまると予測した。4位以下は▽維沃移動通信(vivo)、2,100万台▽OPPO広東移動通信と傘下ブランド、2,000万台▽小米集団(シャオミ)、1,900万台──と予測した。

21年、5G機種40%へ

 2021年は5G対応チップがミドルエンド機種にも広がり、5G対応スマホ生産台数は5億台以上と全体の約40%に達する見通しだ。ただ、トレンドフォースは、5G対応コストが販売価格に直接転嫁されれば、消費者の購買意欲を低下させかねないと指摘した。

 この他、5G基地局の設置に新型コロナウイルス感染症流行による遅れが出ており、25年にようやく世界で5G人口カバー率が50%を超えると予測した。