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台中自動化工業展が開幕、商機5億元見込む


ニュース 機械 作成日:2020年7月23日_記事番号:T00091185

台中自動化工業展が開幕、商機5億元見込む

 自動化設備の見本市、台中自動化工業展(台中インダストリアル・オートメーション・エキシビション)が22日、大台中国際会展中心(烏日区)で開幕した。新型コロナウイルス感染症の収束後、台湾中部で開催される初の大型専門見本市だ。無人化とスマート製造に焦点を当て、26日までの5日間の会期中延べ5万人以上が来場し、5億台湾元(約18億2,000万円)の商機を生み出すと見込む。23日付経済日報が報じた。

 今年は350社が参加、600小間以上のブースを設置している。▽工作機械▽中台湾工業協進会▽金物と部品▽産業機械▽カッティングツール▽自動測定検査▽倉庫と運送設備▽産学連携──の8エリアに分かれる。

 台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は、機械設備の上半期輸出額は、米中貿易戦争と新型コロナウイルスの影響で前年同期比9.6%減の123億8,000万米ドルだったが、新型コロナウイルス感染症流行が抑制されつつあることに伴い、自動化設備の需要が成長していると指摘。下半期は東南アジアでの(中国以外の)第2生産拠点設置に関連した商機も増加してきており、機械産業の景気は徐々に回復するとの見通しを示した。