ニュース 電子 作成日:2020年7月24日_記事番号:T00091189
通信キャリア最大手、中華電信は、3年以内に第5世代移動通信(5G)浸透率50%以上、4年で4Gユーザー全員が5Gに切り替えることを目標にしている。24日付工商時報などが報じた。
中華電信の5Gイメージキャラクターは、人気バンド、五月天(メイデイ)だ(23日=中央社)
中華電信の行動通信分公司(モバイル・ビジネス・グループ)の陳明仕総経理は23日、5Gサービスは6月30日の開始以降、数万人から申し込みがあり、年内に5Gユーザーは30万人、1年で100万人超との見通しを示した。これまでに申し込みがあった5Gプランは月額料金1,399台湾元(約5,100円)以上が70%を占めた。
中華電信は同日、月額料金1,399元の5Gプランは、10月末までテザリング使い放題に変更すると発表した。また、999元と1,199元のプランについて、5Gデータ通信量の上限に到達後4G使い放題にすると発表した。従来は5Gデータ通信量が上限に達すると通信速度が10メガビット毎秒(Mbps)に下がった。
1万元以下の5Gスマホも
中華電信は、これまでにサムスン電子とソニーとLGエレクトロニクスが5G対応スマートフォン5機種を発売しており、8月には宏達国際電子(HTC)、華碩電脳(ASUS)、LGエレクトロニクスが2万元以下の機種を発売し、選択肢が10機種以上に増えると指摘した。
まだ台湾では発売していないものの中国ブランドの5G対応スマホは1万2,000元前後で、アップルが9月にも5G対応iPhoneを発売する前に1万元以下の5G対応スマホも発売される見通しのため、台湾市場で5Gへの切り替えが急速に進むと予測した。
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