ニュース 医薬 作成日:2020年7月24日_記事番号:T00091193
産業用コンピューター(IPC)最大手の研華(アドバンテック)は23日、インテル、医療機器スタートアップの聿信医療器材科技(ヘロイック・フェイス・メディカル・サイエンス)との提携による、人工知能(AI)技術活用の呼吸音連続モニタリングシステムを発表した。同システムは新型コロナウイルス感染症の治療にも応用可能だ。24日付経済日報が報じた。
同モニタリングシステム。26日まで台北南港展覧館2館で開催中の亜洲生技大展(バイオ・アジア台湾)で展示している(アドバンテックのリリースより)
同システムは電子聴診器として、パッチを通じて計測、記録した患者の呼吸音の波形図を描写し、AI技術により患者の生命が危険な状態にあるか否かを判断する。看護師が長時間、病床でモニタリングする必要がなくなり、人手不足の解消につながる。
聿信がAIアルゴリズムとユーザーインターフェースの開発を手掛け、アドバンテックは国際的な医療基準を満たすAIソリューション、インテルは画像認識ソフトウエア開発ツール「OpenVINO(オープンビーノ)」を提供した。
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